インプラント

設備を整えてよりスムーズに作製できるように

最近では、CTと口腔内スキャナーを使用してサージカルガイドを作製することで、インプラント埋入の正確さと手術時間の大幅な短縮ができるようになりました。
条件が良ければ、歯肉にわずか3mmの小さな穴を開けるだけで、一度に複数の本数の埋入を土台までつけて短時間で行うことができることもありますので、腫れや痛みも少なく、治療期間も短縮できます。

また、インプラントには様々なメーカーや種類がありますが、適切なインプラントを選択させていただくため、アンキロスインプラント、バイコンインプラント、オステムインプラントなどを揃え、骨が細かったり、少なかったりしても安全に長期に安定したインプラント治療ができるように、一人ひとりの患者さんにあったものをご提案しています。

アンキロスインプラント

アンキロスインプラントとは、1985年にドイツとスイスの専門家によって開発されました。このシステムは、長期間の安定性が多くの研究から評価されています。
素材は純チタン製であり、生体親和性の高さが魅力です。純チタンは人工関節や人工心臓にも用いられるなど、医療用材料として安全性が認められています。

バイコンインプラント

バイコンインプラントは、アメリカ生まれのインプラントメーカーです。インプラント体の長さが短い、ショートインプラントが特に有名です。
ショートインプラントは、患者さんの身体にかかる負担や費用を軽減できます。また、骨の厚みや量に制限がある方も、バイコンインプラントでなら手術が可能になるなど、限られた条件下でインプラント治療を受けたい方にとって有益な選択肢だといえます。

オステムインプラント

オステムインプラントは、韓国国内で人気のあるインプラントメーカーであり、コストパフォーマンスの高い製品を提供しています。このメーカーは国際的な安全基準も満たしており、特にアジア人の体質に合った設計がされています。価格面の手軽さから、日本国内での使用例も増えています。高価な海外製品に比べ、費用を抑えたい方にはオステムインプラントがおすすめです。

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