インビザライン

インビザラインとは

インビザライン・システムとは

インビザラインのイメージ

透明に近く、目立ちにくいマウスピース型の矯正装置(アライナー)です。
革新的技術により、緩やかでありながら効果的に歯を適切な位置に移動し、歯並びを整えます。

目立ちにくい
アライナーは透明に近く目立ちにくいため、装着していることがほとんどわからず、見た目によるストレスが軽減されます。

取り外しができて衛生的
食事や歯みがきの時はアライナーを取り外すことができるため、普段どおりに歯のお手入れができ、口腔内を衛生的で健康な状態に保つことができます。

口腔内トラブルが少ない
アライナーは金属を使用しないため口の中の違和感が少なく、矯正装置が外れてしまうなどのトラブルの可能性も少なくなります。

治療可能な症例

インビザライン・システムは、軽度な歯列矯正から中等度および重度の不正咬合までの症例を治療できることが、臨床上示されています。

画像:空隙歯列(くうげき しれつ) 歯と歯の隙間 交叉咬合(こうさこうごう)上の歯が下の歯の内側に入っている ディープバイト(過蓋咬合かがいこうごう)上の歯が下の歯を覆い隠している 反対咬合 下の歯が前に出ている 叢生 そうせい でこぼこした歯並び オープンバイト(開咬かいこう) 上下の歯が嚙み合っていない

治療費

インビザラインのイメージ

歯列矯正の平均的な費用は100万円前後。

この金額を、日常的な支出と比べてみてください。

「一生モノ」と考えると、かかる費用も納得がいくものになるかもしれません。

エクササイズ/ジム1か月8000円、1年換算9.6万円、10年換算96万円、20年換算192万円。

美容院1か月6000円、1年換算7.2万円、10年換算72万円、20年換算144万円。

ちなみに当医院での治療費は10万円~75万円(税別)です。


インビザラインのメリットとデメリット

メリット

1)透明に近いマウスピースで目立ちにくい。
2)段階的に歯を動かしながら歯並びを矯正するため、痛みが少ないという報告がります。
3)患者様ご自身の手で取り外しができるため、食事の時には取り外すことができるので、治療中も普段通りに食事が可能。
4)虫歯や歯周病になりにくい
5)取り外しが可能で衛生的
6)金属アレルギーの方も治療できる
7)通院期間が少ないこともある

デメリット

1)症例によっては対応していない
2)装着忘れで治療期間が伸びる
3)マウスピース紛失の恐れがある
4)治療中はこまめなケアが必要

インビザラインの施術の流れ

STEP1

初診時には、治療計画を作成するために、ドクターが写真、レントゲンおよびデジタルスキャンまたは歯型をとります。



STEP2

アライン・テクノロジー社が独自に開発した3D治療計画ソフトウェアを使用し、ドクターは、患者様の歯科記録に基づいてカスタマイズされた3Dの治療計画を作成します。この3Dの治療計画では、予測される最終的な歯並び(治療結果の保証ではありません)が示されるほか、おおよその治療期間も提示されます。
STEP3

カスタマイズされたアライナーが製造され、ドクターのクリニックに出荷されます。




STEP4

アライナー(通常は4~6セット)を受け取ります。毎日装着していただき、1週間~2週間ごとに新しいアライナーに交換します。



STEP5

約4~6週間ごとに受診し、ドクターから治療の進捗状況の確認および、次のアライナーのセットを受け取ります。




STEP6

治療が完了し歯並びが整ったら、一定期間は保定装置を装着して元の歯並びに後戻りするのを防ぎます。




治療に関するQ&A

インビザライン治療に関するQ&A

Q:治療できる範囲は限られますか?

A:一般的な矯正装置と同様、治療の適用範囲に制限は設けておりません。但し、治療方針等によって対応できる範囲が異なるため、詳しくはご相談ください。

Q:治療期間はどれくらいですか?

A:治療期間は治療方針や治療計画等によって異なりますが、従来の矯正治療とほとんど変わりがないと報告されています。

Q:受診頻度はどれくらいですか?

A:アライナーはメンテナンスが少なく、通常4~8週間ごとに一度、受診します。受診回数が少ないため、ご多忙な方でも治療を受けやすいこともメリットの一つです。

Q:治療費用はどのくらいかかりますか?

A:治療費用は、必要な治療の種類や治療回数等をふまえて決定されます。お支払いプラン等もご相談下さい。

Q:年齢に制限はありますか?

A:年齢による制限はありません。永久歯が完全に生え揃っていない患者様も、通常の方に比べて費用を抑えたインビザライン・システムによる治療が可能です。詳しくはご相談下さい。